耐熱ガラスの選び方と特徴

2025.05.28
耐熱ガラスとは・・・?

耐熱ガラスは、熱による膨張が少ないため、急な温度変化でも割れにくく、安全に使えるガラスです。電子レンジやオーブンなどの高温調理に使えるほか、冷蔵庫から取り出してすぐに加熱しても大丈夫なので、とても便利です。
このガラスは、普通のガラスにホウ素を加えることで、熱に強くなっています。さらに、特別な加工で割れにくくなっており、家庭だけでなく工業でも安心して使えます。
また、酸やアルカリにも強く、においや色が移りにくいので、保存容器にもぴったりです。汚れも落ちやすく、お手入れも簡単です。
耐熱ガラスは、調理器具や実験器具、暖炉の窓など、いろいろな場面で使われており、透明で見やすいという特長もあります。安全で丈夫な素材として、日常生活から科学の現場まで幅広く活躍しています。
耐熱ガラスの基本
耐熱ガラスにはいくつかの種類があり、それぞれに特徴があります。
テンパックスはホウケイ酸ガラスの一種で、約500℃まで耐えられます。透明度が高く、飲食店のキッチンや仕切りなどによく使われます。衝撃にも強く、長く使える信頼性のある素材です。
ファイアライトは最大800℃まで耐熱性があります。薪ストーブやオーブンの窓など、直接火に触れる場所に最適です。少し褐色がかった色で、熱や光を和らげ、見た目も落ち着いています。
石英ガラスは最も高い耐熱性を持ち、1000℃まで耐えることができます。研究施設や工場など、特に高温が必要な場面で使われます。高精度な作業にも向いています。
このように、耐熱ガラスはその特徴に応じて使い分けられています。薪ストーブの窓や照明カバーなど、用途に合わせて適切な種類を選ぶことが大切です。

テンパックス

ファイアライト

石英ガラス

用途に応じた選び方
ファイアライトや石英ガラスは、暖炉や薪ストーブなど、火に直接さらされる場所で活躍します。特にファイアライトは800℃まで耐えられます。
石英ガラスは、さらに高温に耐えることができ、工場や研究施設などの実験装置に使われます。過酷な環境でも安定して使える高性能な素材です。
耐熱ガラスを選ぶときは、使用場所や温度に合わせて選ぶことが大切です。用途に合ったものを選ぶことで、安全で効率よく使えます。

耐熱ガラスの使用時注意点

耐熱ガラスは熱に強いですが、急な温度変化には注意が必要です。たとえば、冷凍庫から出したガラスに熱湯を注ぐと、割れることがあります。これは内部に強い力(応力)がかかるためです。
使う前には、製品の説明書をよく読み、指定された温度を守りましょう。新しい加熱器具を使うときも確認が必要です。温度が高すぎると、耐熱ガラスでも壊れることがあります。
また、直火に使えるかどうかもラベルで確認しましょう。直火不可の製品を火にかけると危険です。安全のために、使う前に必ずチェックすることが大切です。
さらに、耐熱ガラスは強い衝撃にも弱いので、落としたりぶつけたりしないように優しく扱いましょう。こうしたポイントを守ることで、安全に長く使うことができます。
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